梅雨時の花のなかでは、紫陽花が女性に人気です。プリザーブドフラワーにして、可憐な花姿をインテリアとして身近に置く人も増えています。
紫陽花に魅かれる女性の心理について、アートセラピスト、心理カウンセラーが色彩心理をツールに紐解きます。
紫陽花の魅力は、何と言っても美しい色彩のグラデーションです。
花単体で見ても、木の全体として捉えても、ひとつとして同じ花はありません。
梅雨の曇天のもと、薄暗がりの中での明度の高い色(白の配分が多い)は、淡く優しい存在感で、女性を魅了しています。
心理はカラーグラデーションで受け止め、バランスをとる
紫陽花に見る色彩の豊富さと、同じものがないとことは、「個性」と言えます。
また、時間軸で色が表現する儚さと、その場で静かに枯れていく様は、女性が好む物語でもあります。
紫陽花の姿と色に、自らの辿ってきた人生や、未来への変化を感じるからです。
紫陽花が好きな女性とは?感情を色彩のグラデーションのように取り扱う
青系・ピンク系、さらには白やグリーンなど、紫陽花の色彩のグラデーションには、色と色の境目はありません。
自然が描く、美しい色の変化を楽しむことができます。
女性の感情も日常において、線引きすることはあまりないものです。
男性と比べると、様々に変化しつつ繊細な感情を抱きながら生きています。
男声は論理性を重んじて白黒ハッキリさせる傾向にあり、女性は現状を受け止めつつ、穏やかに自分になじませてしまう能力が高いからです。
悲しみや怒り、恋心と愛情など、心情はどこから変わっていくのでしょうか?
心の中で起こっていることに、ピンポイントで線引きをすることはありませんね。
感情を受け止める時はグラデーションのように境目やささくれなどをなくしてから、自分の中に上手に取り込んでいるのです。
ライフステージごとに「美しいエイジング」を重ねるための方策と得るもの
未来へと変わっていく姿は、年齢を重ねること(加齢)です。
シトシトと静かに降る梅雨や、日照時間の少ないこの季節は、自分自身を振り返る内省の時間も増えます。
紫陽花の咲き方に自身を重ねることもあるでしょう。
「紫陽花を好む女性の心理」は、ライフステージごとに変化を遂げる女性の心と体の現れです。
女性は加齢へ向かう不安を感じながらも、それらを受け止め、まだ見ぬ未来を引き受ける度量も身につけていきます。
エイジングを美しく重ねる女性とは、さまざまな想い(色彩)を重ね、世界にただひとつの花を咲かせ、絵を描いていくような行程をたどる人なのです。
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