春の訪れは白梅の香りから
庭の白梅が、ようやく咲きました。
冬と春を繋ぐ、最初の1輪です。
この梅は、鉢植えで育てられていたものをいただき、
地植えにして10年近く経たもの。
木はまだまだ小さくて、私の膝下の高さですが、
白梅は香りがはっきりと感じられます。
小さな白い香りは、春が近くまで来ていることを教えてくれます。
紅梅よりも香気が高いそうです。
厳しい状況は、いつか花咲く時期をつくってくれる
今年の白梅の開花は例年よりも開花が遅く、2月の半ば。
開花直前まで、2回も雪をかぶりました。
梅にとってもこの冬の寒さは厳しかったのかなと思います。
小さい木なので、蕾の数を数えてみましたら、「108」!
煩悩の数だけ、白く可愛らしく描いてくれそうです。
庭の樹木に初めての開花を見つける喜び。
どんなに忙しい朝でも、そのチャンスを逃したら、勿体無いことです。
毎日の水やりによって育てているつもりでも、
日々変わりゆく姿をぼんやりと眺めていれば、
思考の輪郭も曖昧でぼやけたままでしょう。
女性が感性を高め、若々しくいられるコツは「朝」にある
期待を持って見るということは、
日々変化する自然から発見することを前提にしています。
女性として、時間と自分を慈しむこと繋がります。
こうした「朝の視点」は、アートのように鮮やかに心に飛び込んできます。
小さな喜びからスタートする朝は、
その日の1日の出来具合を左右してくれます。