心身を若く保つには、やはりコツというものがあります。
そのヒントは、古語の中にも見つけることができます。
現代はネットや各種メディア上で簡単に知識を得ることがでます。
反面、自身の経験値が上がることはありません。
美につながる「古語」の豊かさ・色彩心理の視点から
昔の日本では、感性を磨く機会が現在よりも頻繁にありました。
四季を体で感じることで感性の覚醒がありました。
生活に活かす知恵を、自らの経験として重ねていたのです。
2018年の新年、日本の四季が育ててくれる古(いにしえ)の言葉について、今一度触れてみましょう。
季節を表す古語の語源の一例です:
・冬(ふゆ)は、冷えるの意味の「冷ゆ(ひゆ)」が転じたもの
・春は、「芽が張る(はる)」から
古語をたどると、「春」は外気が冷えてから芽が張り、花を咲かせる準備を日々蓄えていく様です。
その代表例が、桜かもしれません。
桜の開花予想は、本格的な春を待つ時期と重なります。
2月末から3月末のひと月の間に、わくわくとした感情も楽しめます。
ちなみに夏は「暑(あつ)い」、秋は「草木が赤(あか)くなる」様子から転じたもの。
むかしのひとは、シンプルかつ、色彩や温度などの体感から、四季の本質を確実に捉えていますね。
一方で、現代は温暖化や冷暖房完備などの影響で、四季の区別も判別しづらくなっています。
短時間で長距離の移動もできるようになり、便利さに反比例して心身の疲れや負担は大きくなっています。
女性のライフステージの転機は花を咲かせるように
女性のライフステージの中では、冬のように冷たく辛く感じる時期や、自身を内省するような静かな時間を過ごした後に、咲き出すように明るく強く前に進む瞬間が何度もあります。
考え抜いたこと、学んだこと、その際にあるステージはまるで開花するような人生の転機です。
ひとによっては、身近に感じられる出来事であったり、思いがけず大きな収穫であったりと、咲き方も様々。
日々の生活のなかで四季を丁寧に体感すれば、感性を常に研ぎ澄ませることができます。
冬の時期が充実するほど、次に訪れる春の姿を選択することも可能に。
心身を若く保つために、エイジングに対する考え方にもぜひ重ねてみてください。
MS Life-Colorの行う色彩表現によるセミナーやカラーマーケティングは、日本人特有の細やかな意識や感性を大切にしています。
また、言語や色彩を媒介としたワークショップや、アートを心身の健康に繋げる専門家との協働プロジェクトを行っています。
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