「花贈り」。
法人のおつきあいの場面では、フラワーアレンジメントや花束をお送りする機会も多いと思います。
そうした際、数あるお花から何を選ぶかで迷うことはありませんか?
「無難に胡蝶蘭を」「ショップにお任せで」という選択肢は確かでしょう。ただし、先方には同様のお花が多数届けられている可能性もあります。
色彩心理学のプロが伝授する「花選び」のコツをお伝えします。
儀礼的な習慣から1歩抜きん出る、真心はもちろん、御社の洗練された印象も一緒にお届けすることが可能になります。
フラワーギフトで大切なポイント、色・香り・モチーフ
フラワーギフトで大切なことは、色・香り・モチーフから考えます。
さらに、その花独特の魅力で、絵画を描くように意識することが大切です。
色と香りには好みもありますし、お祝いなのか不祝儀か、お見舞いなど、TPOと送り先の好みを優先させてください。
次に、お花が据えられる空間にふさわしい大きさかどうか。
お持ち帰りいただく場合には、迷惑にならないサイズや形、
花器も必要かどうかなどを考慮します。
花贈りの際には、これらの情報をスマートに確認する必要があります。
そのためにも事前リサーチが有効で、日常から細かに先様を観察をし、コミュニケーションをとっていることが功を奏します。
オリジナリティは、「絵画を描くように」
さらにフラワーギフトで意識したいのは、その花独特の魅力で絵画のように描かれているということ。それは、花材で立体的なフォルムを創るということです。
小さく束ねた可愛らしいブーケにするのか、動きのあるエキゾチックなアレンジメント、ホテルのラウンジを彩るような豪華なものか、ブティックのブランドに負けないスノッブな世界観を表現するのか。
このあたりはフローリストに口頭で伝え、相談することで、失敗は少なくなります。
花はメッセンジャー
御社においては、生花やフラワーアレンジメントを趣味とする人材を花贈りの担当を決めることもお勧めです。
「お花」は、女性のものだけではありません。たとえ男性であっても、ディスプレイやアートに関心が高い人物であれば、個性的でユニークな選択眼に期待が持てます。
花贈りでは先方へあえて赴かず、花をメッセージとして伝えるということも可能です。
花言葉や、送り先だけがわかる意味を花にこめるのです。
このように、花贈りとは心理や状況に呼応しています。
「印象」という形の見えないデリケートなものをお届け出来、贈り主の印象をアップさせたり、印象を操作することさえ可能となります。
色彩心理学を活用しつつ、スマートに花を贈る・手配する。
これらを楽しみながら、ひとつの戦略ととらえ、日常に花と色彩心理を取り入れてみてください。
フラワーギフトによって、感性と感謝に満ちた世界が構築されることでしょう。
色彩心理を活用したカラーマーケティング
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