色彩心理の専門家が注目するポイントとは
ミズライフカラーでは、色彩心理学によるPRやプロモーション、専門コラム執筆など、多くの事例を手がけています。
色彩心理(カラー)をビジネスのマーケティングや、ビジネスツールとして活かすコツについてお伝えします。
注目すべきは「心理」の面です。
「この色が好なひとは、こういう性格。」といった占いや規則・法則性によるものではありません。
学問として、膨大なデータによる傾向や、実験・実証を積み上げられて構築された心理学を意識すべきです。
個人の色彩の好みには、そのひとが生きてきた時間や価値観、経験値などが影響を及ぼしています。そのため、選ぶ服や小物、目に止まる物には好きな色を通して、自分自身が投影されているからです。
「色彩心理学」には心理面での的確なアプローチが必要
色の好みには、個人ごとの理由が人間の数だけ存在します。
「似合う、似合わない」といった外見的な問題とは別に、心理学分野においての発達心理学や認知心理学にまで話が及びます。
色の好きと嫌いの両面から、その人の本質をみていくようにします。
例えば、ある色を見ると瞬時に幼い頃の記憶が蘇ったり、褒められた時の嬉しい気持ちを感じたりしませんか?
それは、幼児期の発達時期に家庭でどのようなコミュニケーションがなされ、母子間での愛情や絆がきちんと築かれていたかどうか?などによるものです。
別の一例ですが、
好きなスポーツ・チームのユニフォームの色を目のするだけで安心できる、
気分が高揚するという経験があるのでは?
本人が気がついていないところで、幼少期の体験がその人の色彩への関心や嗜好に後々までも影響し、長じてからは、自身で色との関わりを日々重ねているのです。
色彩心理をビジネスツールにする強み
好きな色、色を介して想起される感情など、「色彩」には個人の体験に基づいてインプットされている情報がこめられています。
そのため、色彩心理学をビジネスのツールとして活かす時、人の心の変わらない部分と都度変化していくという二つの面を踏まえて、標準化することが必要になります。
MS Life-Color(ミズライフカラー)では、「多くの人の共通項として」「今の気持ち(旬)はコレ」といったキーワードで、個人ベースでは様々なイメージや形の見えない心理を的確にまとめていきます。
その際、「お概ね」という大前提があるため、柔軟に考察可能なスタンスも持ち合わせています。
企業のカラーマーケティングにおいては、このような背景を把握した上で、色彩心理学をツールに、差別化とビジョンを明確にすることが可能になります。
また、色彩心理学をベースにしたブランディングは、独自の世界観をもつアーティスト、俯瞰する視野を持つ経営者の方に効果的です。
色彩心理学を専門とする弊社にぜひお問い合わせください。