長引く風邪、イライラ…女性に多い甲状腺疾患のバセドウ病
私事ですが、バセドウ病という甲状腺疾患の病と向き合いながら、仕事を続けています。
ある時、首元の腫れからこの病気に気がつきました。
症状としては、日々疲れやすく、いったん風邪をひくと長引き、気管支炎のように咳もひどくなりました。
発汗して、冬でも寒くないほど。意味もなくイライラしました。
その後の血液検査によって甲状腺機能亢進症(バセドウ病)と診断されたのは、ちょうど30歳を迎えた時でした。
甲状腺疾患のイメージを色で表現すると
バセドウ病は女性に多く見られ、発症は20代前後から30代がピークで、次は50代。
結婚・出産の頃と、更年期と重なります。
女性の人生設計で大切な時期に、年単位の通院や病気と共存していく覚悟が必要になります。
また、バセドウ病はその症状から、他の病気と似ていることも多く、発見が遅くなるなど困った点も。
頑張りすぎる人はストレスを溜めやすい傾向にあります。その感情を、患者としての私の感覚で表現すれば、「重く停滞した鈍い青緑や茶色」のようです。
このような感情が重なり、ストレス状態が長引く時は、注意が必要です。
バセドウ病になったことで気がついたこと、「失うもの得られるもの」
一方で、この病気は筆者に大切なことも教えてくれました。
人間の身体は休息しなければ、いつか悲鳴をあげてしまうということ。
心と身体は繋がっていて、片方の悲鳴はもう一方に、
点滅するシグナルとして現れているものなのです。
バセドウ病の女性の心理をサポート、女性のライフステージを見すえて
MSLife-Color(ミズライフカラー)では、活動と休息のバランスを意識し、
人生を積極的につかみとり、自身の手で彩っていく女性を応援しています。
現状を受け止め、女性のライフステージに沿った自分らしい生き方を探求しています。
運営する美エイジング®協会では、健康・美容・医療のスペシャリストとのコラボレーションや、
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